003:各(山本左足)

あいつらが盗んだバイクで走る頃ぼくは各駅停車で家へ
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002:甘(山本左足)

良く出来たカフェオレのようこの恋は甘みと苦味のバランスがいい

001:新(山本左足)

やがて満ちまた欠けてゆく恋だろう上りはじめた新月を見る

NHK短歌

どうも山本左足です。

一月二十日に放送されたNHK短歌でぼくの歌を採用してもらいました。

題は「畳」です。

僕たちの遠い祖先を眠らせてしずかに雨が降る三畳紀

なんとなんと一席に選んでいただきました!

NHK短歌に採用されるのが大きな目標のひとつだったのですが、新年早々に叶ってしまいました。次の目標何にしよう。

とりあえず、昨年はイマイチ不本意な結果に終わった題詠blogを一所懸命にやろうと・・・おもうのですが、またもやプチスランプ状態で短歌がぜんぜん出来ません。

まあマイペースで頑張りますので、これを読んでるあなたもそうしてください。三十代以上なら特に。

二十代までは経験上何日か寝なくても死なないので、無茶をやるのもいいでしょう。犯罪行為以外でお願いします。

何を言いたいのか分かんなくなってきたのでもう寝ますね。おやすみなさい。

うたらばブログパーツ短歌

眠れぬ夜にこんばんは。山本左足です。

久々の更新。今回もうたらばブログパーツ短歌への投稿歌をまとめてみました。

今回も二回分なので大ボリュームです。ミルクティーでも飲みながらのんびりとどうぞ。

テーマ「生」

人間に生まれ変わってみたもののあまりモグラと大差は無いね

世界一綺麗な声で鳴く鳥になって一度も鳴かずに生きる

なにひとつ失わぬまま負けてゆくそんな人生なのかもしれず

前向きに歩き続けた筈なのに気づくといつも振り出しにいる

てのひらで雪はしずかに溶けてゆき生まれ変わって流れていった

生ぬるいコーヒーを飲むお前との恋の終わりが始まる午後に

心臓は規則正しく動いてる俺がどこまで落ちぶれようと

食卓にししゃもは並ぶ生まれずに死にたるものを数多抱えて

おだやかな湖として生きてゆく首長竜を匿いながら

さり気なく奇跡よ起これ波風を立てずに生きている俺たちに

水の無い星にうまれた生き物のように涙を流さずに泣く

(1UPキノコが手に入ったので)俺はあなたの為なら死ねる


以上十二首。「世界一~」、「水の無い~」、「1UPキノコが~」の三首を採用してもらいました。大戦果。

ちなみに、「水の無い~」は昔NHK短歌の「涙」の回に投稿して敢え無く落選したのを改作したもの。個人的に気に入っている歌だったので、日の当たるところに出せて良かったです。

さて、続いてもうひとつ。テーマは「短」です。

千年後馬鹿な学者に褒められて俺の短歌が教科書に載る

長編になる筈のない出会いだと気付かないふりしているふたり

友だちのショートカットを褒めちぎる女の髪は大抵長い

長針にまた追い抜かれた短針が徐々に狂っていく夜明け前

休日は短い特に思い切り眠ったあとの夕暮れ時は

「徒歩五分」それより二分遅く着くそんな程度の足の短さ

短さは身近さだから君の手ももっと短くなれば良いのに

雪として生まれて雪のまま死ねず溶けて消えさりゆくスノーマン

男なら太く短くとか言わず太く長くを目指してみせろ

冬休みだってそうだし恋もそう終わってみればみんな短い


以上十首。「長編に~」を採用してもらいました。

実際に読んでもらうと一目瞭然ですが、「短」は難しかったです。出来も正直今ひとつ。採用されるなら「長編に~」の歌だろうと思いつつ、もっといろんなバリエーションの歌を詠めないものかと四苦八苦しました。その割にはワンパターンですが(苦) 他の方の歌はこのブログの右上に流れてますので(更新された後でもホームページで読めますよ。ブログパーツをクリック!)是非読んでください。どれも素晴らしいですよ。

これらの歌はツイッターに流したものの再録です。以前も書いたような気がしますが、ぼくがこれらの歌を(出来の良し悪しに関わらず)ツイッターに流すのは、これを読んだ人が少しでも面白がってくれればいいという思い、そして「自分でも作ってみよう」という風に思ってもらえるような、わずかながらでもそういう刺激を与えることが出来れば、という思いからです。初心者には題があるほうがつくりやすいんじゃないか、と、最近そんな風に思ってます。

まあ、このブログはほぼ知り合い(ツイッターのフォロワーさんを含む)しか読んでないと思いますし、短歌に興味のある人しか見てないような場所なので、ここで力説してもしょうがないんですけどね(笑)

短歌に興味の無い人に面白がってもらえるような、そして上手な人にも認めてもらえるような、それをうまいこと両立できるような歌が作りたいっすね。

現在募集中のテーマは「チョコ」だそうですよ。

これまでの長い人生で女性から貰ったチョコの数が片手で数えられる(涙、とみせかけて爆笑)ぼくには非常にやりづらいテーマですが・・・、がむばります。

ではまた。おやすみなさいまし。