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男らしさ

唯一の男らしさが浴室の排水口を詰まらせている 虫武一俊

おばんです。いい風呂、夢気分。ただ今深夜3時です。

0時に帰ってきてからご飯を作って風呂に入って、とかやってるとすぐこんな時間になる。この不規則な生活が体調を崩す一番大きな要因だと思う。じゃあブログなんか書いてないで早く寝ろって話ですが。だらだらと文章を書くのが好きなんで、つい。

そんなわけで、今日は風呂の歌。

以前「(自称)短歌結社ネガティヴ」のメンバーと珍しく短歌の話になった時、「あの短歌いいよねえ」「風呂に入ってるときいつも思い出すよ」などと、人知れず絶賛されていた一首です。うたらばブログパーツ短歌「男」採用歌。

缶チューハイを飲みながら俵万智の短歌を思い出したり、変な夢を見たあとに大滝和子の短歌を思い出したりするように、生活のなかのふとした拍子に繰り返し思い出す歌、というのがあります。トイレに行くときに思い出す歌とか、玄関で靴を履くときに思い出す歌とか。

特別な名歌・秀歌ではなくても、気づけば繰り返し思い出している。そういう短歌もいい。覚えやすいのも短歌の良さだと思います。詩とかはね、長いからね…(若い頃とても好きだった詩を、記憶の劣化で暗唱できなくなった事に最近気づいて、ちょっと落ち込んでいる)

男らしさとは何か。

…などと言い出すと、やれフェミニズムだジェンダー論だとややこしくなるのでここでは置いといて、主人公にとっては毛深いこと、それが唯一の男らしさだという。自分に自信が持てないのだろう。多分異性にもモテないに違いない(断言)。

では、その唯一の男らしさで、自分には一体何が出来るのか?それが「排水溝を詰まらせ」ることだという…。切ない。まあ、他に出来ること無いしね。男塾にでも入塾すれば、体毛を使った暗殺拳とか身に付けられるかもしれないけど。

とかいう冗談はともかく、「俺なんて、毛深いところ以外ちっとも男らしくない」という気持ちを、単なる自虐ではなく笑いの要素も加えてしっかりとした短歌に纏め上げているところが素晴らしいと思います。笑いと切なさの両立。俺もそういうのが作りたいんですが、なかなか上手くいかないんですよ。あと、俺の場合は毛深いわけでもないのに頭髪が抜けて排水溝を詰まらせます。どうすればいいですか。このままじゃ、男塾に入っても暗殺拳ひとつ身につけられない身体に…。

まあ、男塾に適応できるなら暗殺拳云々関係無しに男らしいか。自信も持てるようになるだろう。女にはモテないままだろうけど。おすすめ(俺は絶対入りませんが)

あ!そしたら虫武さんが6月に新鋭短歌シリーズの一冊として出す予定の歌集の出版元も書肆侃侃房から民明書房に変更に…!?(なりません)

と、あくまでもさりげなく宣伝を入れたところで今日はここまで。何で俺がこんなとこで宣伝してるのかまったく分かりませんが(笑) 期待してます。

じゃあまあ、そういうわけで、またそのうちに。おやすみなさい。

男らしいはやさしいことだと言ってくれ (吉田拓郎「我が良き友よ」より)
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