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ダーウィンが来ない!

おばんです。

こないだ、久々に見た『ダーウィンが来た!』が面白かった。
「日本の動物スペシャル」だったかな。エゾシカの牡の生態が、まんまヤンキー(不良学生)のようで興味深かった。喧嘩のときの威嚇の仕方とか。
(角が)大きいほうがエライ!ってのも、まあ何と言うか、どんな生き物でも男って馬鹿ね、という感じで。

ネイチャー番組を見ていると、時折子どもの頃のことを思い出します。
自慢じゃないけど相当なド田舎で育ちましたから。
ニワトリを飼った経験を持っている人は居ても、飼っているニワトリをイタチに食われた経験を持っている人はそうそう居ないはず!
戸棚に放置したまま忘れ去っていたカマキリの卵から大量の子カマキリが産まれて、リビングが阿鼻叫喚の地獄絵図になってたりとか。母が半狂乱で掃除機で吸ってましたね。なんか、いろいろ済まんかった・・・。

俺の家はバスとかが走っている舗装道路から外れて、砂利道を100mほど行った先の突き当たりにあって。家の裏には畑と田んぼ、あとは延々と森。俺が小さい頃は、狩猟が解禁になると、雉撃ちのハンターが森にやってきて猟銃をタンタン撃ってましたね。そんな中で普通に遊んでいたんだから、何と言うか、・・・大らかな時代ですね。うん。

たぶん五歳か六歳の頃、父がどこかからチャボを二羽もらってきて、俺と兄に名前を付けろと言ってきた。チャボはニワトリの一種。その時飼っていたのは羽毛が茶褐色で、軍鶏と同様に闘鶏なんかにも使われてました。今は闘鶏もまったく行われなくなりましたね。地域によって違うのかもしれませんが。
さて、チャボの名前。兄は当時読んでいた『あしたのジョー』から取ってジョーと名付け、俺もそれをマネして好きだった絵本『ジャックと豆の木』の主人公ジャックの名前を付けました。
玄関を出ると、狭い庭の中に父が趣味で作った(のかなあ)小さな池があり、その向こうにちょっとした畑、その更に向こうに、当時は牧草地があって古いサイロが残ってました。祖父が牛を飼っていた頃の名残。そこにジョーとジャックを放し飼いにして、俺は弟や友だちと一緒に、これも当時なぜか飼っていたウサギ(名前忘れた)を追い掛け回したり耳を掴んで振り回したりして遊んでました。動物虐待ですね。弟がウサギに指先を甘噛みされて救急車で運ばれていったりしたのも、今となっては良い思ひ出。

季節は秋。家に帰った俺がいつものようにジャックと遊ぼうと思って鳥小屋に行くともぬけの殻。まあ放し飼いはいつものことなんで、あまり気にせず庭を突っ切って畑のほうへ行ったのですがジャックは居ない。ならば、と思って田んぼのほうに向かいました。ちょうど稲刈りが終わった直後で、父がひとりで後片付けをしていたように思います。
刈り取った稲の切り株(?)が等間隔に並んでいて。そういえば俺はそれを踏んで歩くのが好きでした。こう、何ともいえない踏み心地。
しかしその時の俺には、踏み心地を楽しむ余裕などありませんでした。田んぼの端っこに何か居る。ネコくらいの大きさの、金色の小動物。野生のイタチを見たのはその時がはじめてでした(その後も二度しか見てませんが)。イタチは、俺の気配を察したのかクルッとこちらを振り向きました。と、その口許に・・・

首根っこを噛まれてぐったりとしたジャックが、ぶらぶらと揺れていたのです。ギャー!

「うわー!ジャックー!」と叫んだ俺の声を聞きつけた父が、作業に使っていたスコップを振り上げてイタチに向かっていったところ、イタチは、下手したら自分の体よりも大きな獲物(鶏肉)を引きずりながら、猛烈なスピードで山へと去って行きました。野生動物の底力。

ちなみにもう一羽のジョーですが、後に行方不明→数日後、傷だらけで近所を歩いているのを見つける→手当ての甲斐も無く絶命、という数奇な一生を送ることに。美味しかったです・・・。ん?いやジョーは食べてないかもなあ。

そうそう、兄の友人からひよこを貰ったこともありまして。あれは小学校の低学年の頃ですね。母がひよこを飼うのに反対したので家では飼えず、母屋と田んぼの間にある離れで暮らしていた祖母のところに預けたのです。祖母もかわいい孫の頼みとあって、きちんと世話をしてくれて、無事立派なニワトリに成長したのですが、そうなると最早祖母のところに置いておくわけにもいかず。「母さんが飼うなと言ったのはひよこだ。でもこれはニワトリだ。だからセーフ!」という良く分からない理屈を自分の中だけで作り上げて(小学生ってそんなんだよね)、祖母のところから連れ出したソイツを(名前付けてたっけかなあ?)庭に解き放ったのでした。
さて数日後、俺が小学校から帰ると、父が玄関先で何かをしている。「ただいまー。お父さん、そったどごで何してだの?」と俺が方言丸出しで尋ねると、ニワトリの首の付け根(頭部分)と首の付け根(胴体部分)を両手で持ってキュっと捻った状態で振り返った父が「おー、おかえり!今夜ぁ、鶏鍋だぞ!」と、いい笑顔で言い放ったのでした。その時の父があの日のイタチに見えたとか、見えないとか。鶏鍋は美味しかったです。

ところでこの鶏鍋の話、間違いなく俺の経験談なはずなんですが、以前「すべらない話」か何かで誰か(おぎやはぎの矢作だった気がする)がすごく似たような話をしてまして。その時は(へー、似たような経験してる人っているんだなあ)ぐらいに思っていたのですが、徐々に、(ひょっとして俺の記憶のほうが捏造で、実際は経験していない事だったらどうしよう)と思い始め、今ではちょっと疑っています。自分の経験が信じられないって怖いですよ。

あー、そんなこんなで今日はここまで。ネイチャードキュメントはまだまだネタが豊富にあるので、そのうち思い出したらまた書きます。「別に読みたくねーよ!」って言われるかもしれませんが、俺が書きたいだけなんでそれは関係ないです(超ワガママ) ただ全部が事実とは限らない、かも・・・。

酒飲みながら無駄話を書いているときが一番楽しい。創作意欲がこっちにばかり向いていて、肝心の短歌をあまり詠んでないのが玉に瑕ですが。でもまあ楽しいほうがいいやね。

では、おやすみなさい。
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