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ボクシングの話とか

おばんです。

今日は暇だったので、本棚の奥から新井英樹のボクシング漫画『SUGAR』と『RIN』を引っ張り出してきて読んでいました。掲載誌の廃刊などで二度の移籍を経た挙句打ち切りのようなかたちで終わった残念な作品ですが、今読んでもやはり傑作。

ところで、ボクシング漫画といえば『あしたのジョー』、『がんばれ元気』、『はじめの一歩』が定番中の定番で、それに次ぐのが『リングにかけろ』だと思うのだが、それにあと一つ足して「日本五大ボクシング漫画」にしよう、と思うと途端にどれを入れようか迷う。上記の新井作品に加え『神様はサウスポー』、『B.B』、『太郎』あたりが候補だろうか。『1ポンドの福音』、『ヘヴィ』、『のぞみウィッチィズ』、『満腹ボクサー徳川。』あたりも捨てがたいところだけれど(今挙げたタイトルのおおまかな内容と作者名を全部分かる人が居たら相当なボクシング漫画好きだと思う。自分で書いていて何だが俺は『のぞみウィッチィズ』の作者の名前が思い出せなかった・・・。野部利雄)。松本大洋の『ZERO』もいいね。

一応このブログの趣旨に沿って短歌の話もしておくと、歌人の中では福島泰樹が大のボクシング好きで、『黄金の獅子 辰吉丈一郎へ』(彩流社)や『荒野の歌―平成ボクサー列伝』(河出書房新社)などの著書もある。※辰吉丈一郎の氏名の表記は本来のものと異なります。wikiを参照→こちら この辺はちゃんと変換出来るようにしてほしいなあ。せめて「つちよし」くらいは。

敗北は骨身に沁みてさはあれど
仁王立ちせよ黄金の獅子 (福島泰樹)


『黄金の獅子』の裏表紙に載っている短歌・・・らしいです。あやふやで済みません。この本、昔持ってたのですが引越しの際に手放してしまって。今回は「版元ドットコム」というサイトの紹介文を参照しました。

他にもあるかも、と思って国文社の『現代歌人文庫 福島泰樹歌集』もちょっと見てみました。余談ですが、この本を探していたら同じく国文社現代歌人文庫の春日井建歌集も見つかったのだけど、俺は一体いつこれを買ったのですか。いや、嬉しいけども。買った覚えの無い歌集がたまに部屋の奥から見つかるのが本当に謎。そのうち永田紅の第一歌集なんかも見つからないかな。ちょっと期待している。

それはさておき、福島泰樹の他のボクシング短歌は手元にある中からは確認できませんでした。無念。「リング」という単語の出てくる歌は何首かあったのですが、それがボクシングのリングなのか確信が持てず。そういえばボクシングやプロレスの「リング」っていつから四角くなったんですかね。昔は名前の通り円形だった筈なんですが。今度調べておきます(ブログに書くかはともかく)。

明日(あした)のジョー昨日の情事蓮の花咲いてさよなら言いし女(ひと)はも (福島泰樹)

括弧内はルビ。以下も同様です。ブログに短歌を引用する時の表記方法、いろいろ悩みます。青字にしてみたり太字にしてみたり。作者名の入れ方もこれで良いのかどうか。そもそも縦書きのものを横書きにしている時点で改変だと言われても仕方が無いわけで・・・。なるべく誤表記の無いよう、失礼の無いようにしたいです。試行錯誤の日々。
『あしたのジョー』と言えば、もう一首有名な短歌がありますね。

ああ夕陽 明日(あした)のジョーの明日(あした)さえすでにはるけき昨日(きのう)とならば (藤原龍一郎)

ところで、漫画『あしたのジョー』の「あした」は平仮名なのに対し、これらの短歌ではどちらも漢字表記となっている。二人の歌人がそのことを知らない筈はなく、だからこそわざわざルビを振っているんだと思うのですが、そもそも、何で最初から平仮名表記にしなかったのか。個人的には、よど号ハイジャック事件の際の犯人の声明「われわれは明日のジョーである」が意識されているのでは、と思うのだけどどうだろう。特に藤原作品。『現代の短歌 100人の名歌集』(三省堂)の解説に、三枝昂之が藤原龍一郎の第一歌集を評した言葉として 「この一冊で短歌は、多分やっと全共闘とおさらばできる」と分析。 と書いてあるので、既に定説なのかも知れませんが。

ああ、本当ならここから実際のボクシングの話題に移ろうと思っていたのですが、思ったより長くなってしまったのでそれはまた今度。今年は村田諒太はもちろん、オスカー・デラホーヤのゴールデンボーイプロモーションズと契約したらしい亀海喜寛にも注目してます。ディフェンスの上手い選手が好き。世界チャンピオン同士になった内山と三浦の再戦、ロマゴンと井上尚弥の対戦なども、もし実現したら香川照之ばりに大騒ぎすることになりそう。井岡一翔でも。

そんなこんなで、そろそろ寝ます。今日はもっと早く寝るつもりだったんだけどなあ。

サンド・バッグに力はすべてたたきつけ疲れたり明日のために眠らん (佐々木幸綱)

やっぱり「ボクシング短歌=男歌」という感じですね。女性の詠んだボクシングの短歌もあれば読んでみたいものですが。そもそも女性のボクシングファン自体とても少なそう。面白いのに、ボクシング。

では、おやすみなさい。
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