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眠ってばかりの国

ともすれば目に覆ひかぶさつてくるまぶた・目のふた・不確かな昼 石川美南

おばんです。

毎晩無駄に夜更かしをしているせいもありますが、近頃は毎日昼寝して過ごしてます。世間からどんどん隔絶してゆく・・・。
そんなわけで今日はこの一首。歌集『裏島』収録の連作「眠り課」より。

「覆ひかぶさつてくる」という表現が面白い。まるで自分のものではない何かが下りて来るような感覚。抗い難い大きな力の存在を感じさせます。

大きなる手があらはれて昼深し上から卵をつかみけるかも 北原白秋

を連想します。超常的なものに対するおそれ。実際はただ眠いだけだったり、卵を取ってるだけだったりするわけですが。視点を変えると思いがけない世界が見えてくる。これも短歌の面白さですね。

石川さんの歌に話を戻すと、後半は「まぶた・目のふた・不確かな」と、「ふた」の連続で生まれるリズムが読んでいて心地よく、ほどよく眠気を誘うような響きがあります。

はあ。書いているうちにまた昼寝したくなってきた。もう夜なんで明日まで昼寝できないのが残念でなりません。

明日は『歌壇』2月号の発売日(全国的には今日発売ですよ)なので書店を巡って確保してくる予定。首尾よく買えたらそのうち感想を書きます。

では、また。おやすみなさい。
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