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酒ぎらい

二日酔いの無念極まる僕のためもつと電車よ まじめに走れ 福島泰樹

歌集『バリケード・一九六六年二月』より

おばんです。

勤め先の有線で流れていたゲスの極み乙女。の『両成敗でいいじゃない』を、店に来ていたちびっこが「どーせーあいでいいじゃなーい」と歌っていて(ん、いやそれは良くないんじゃないか?…いや良いのか?あれ?)とちょっと混乱しましたが、最終的には「人それぞれ」という結論に落ち着きました。そんな二月。

今日はとにかく二日酔いが酷くて辛かった。二日酔いにならない酒を誰か発明してくれませんか。

そもそも、家族からも友人・知人からも誤解されていますが、俺は別に酒が好きなわけではないのです。不味い不味いと思いながら、酔いたくて飲んでいる。『ドラえもん』に「ホンワカキャップ」という、ソフトドリンクの飲み口に取り付けて飲むと酔っ払えるひみつ道具が出てきますが、あれは非常に素晴らしい。ぜひ商品化してほしいものです。

味が好きなわけではないので、楽しんで飲む、という感じにならないのですね。手っ取り早く酔っ払いたくて無茶な飲み方になる。物より思い出、味より度数。どんどん体が悪くなる…。

とはいえブランド物のワインや日本酒は確かに旨いと思います。ああいうのを飲んでればそうそう無茶な飲み方はしなくなるのかもしれない。不味い安物のワインや焼酎ばかり飲んでるのが悪酔いする原因でしょうね。みんなビンボが悪いんや。

若い頃はいくら飲んでも記憶を無くしたりはしなかったのですが、30歳を過ぎたあたりから結構あやしくなってきました。身に覚えの無いつぶやきがツイッターに残っていたり。朝起きたらなぜか部屋中にのど飴が散乱していて、携帯電話が酒浸しになってぶっ壊れていたこともありました。新しく買ったスマホは壊すわけにいかないので、慎重に飲まないと。

掲出歌は昔から好きな歌なんですが、今回引用してみてはじめて結句の一字空けに気づきました。ちなみに俺の手元には『バリケード』は無いので、今回は国文社の『現代歌人文庫 福島泰樹歌集』からの引用です。

この一字空けは必要かなあ、としばらく考えてみたのですが、眺めているうちに、この空白に二日酔いの気だるさや虚無感があらわれているような気がしてきました。電車の揺れや震動が二日酔いの身体を容赦なく責める、その辛さがしみじみと感じられますね。普通なら「しずかに走れ」とか言いたくなるところを「まじめに走れ」と言っているところが面白い。

といったところで今日はお開き。酒飲んで寝ます。

仕方なく呑んでいるのだ牛乳を飲んで酔えれば牛乳を飲む ロンドン太郎

『短歌雑誌ネガティヴ』から。何號に載っていた短歌かは忘れてしまった。調べるのダルいんで勘弁して。では、おやすみなさい。
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